インタビュー/リサ・ロッシさん&エリック・トンプソンさん
MMSブラジル代表 リサ&エリック
MMSブラジル代表 リサ・ロッシさん&エリック・トンプソンさんインタビュー
今年8月、初めてヒーラーズアカデミー1が開催され、スピリチュアリティへの意識が高まっているブラジル。現地で活躍するカップルガイドの二人にインタビューしました!
Q1 まずはお二人がミステリースクールに出会ったきっかけを教えてください。
エリック(以下E) ミステリースクールに出会ったのは、2008年。僕は当時ハリウッドの映画会社で音響の仕事をしていたんだ。ラッセル・クロウやブラッド・ピット、大物の俳優、女優たちともたくさん仕事をして、ビジネスとしてはすごく上手くいってた。だけど、いわゆるワーカホリックになっていて、その頃はとにかくあまりのストレスで、精神も肉体も参ってた。それで仕事を辞めて故郷のブラジルに帰って一から別のビジネスを始めようと思ったんだ。最初はブラジルでナイトクラブを始めようと思ってた。僕にはハリウッドでつくったセレブの人脈があったし、自分がオーナーになってもっと稼いでもっと有名になれば、今より幸せになれるだろうって単純に思ってたんだ。男が一度は思うような、ベタな夢だよね。
リサ(以下L) 当時から私たちは夫婦だったんだけど、私はそのとき建築士として働いていたの。ちょうど同じ時期に建築の学校に通って勉強しようと思っていたから、エリックがブラジルに帰りたいと言い出したときには、反対したわ。勉強したいから、私はまだアメリカにいるわよって。
E その学校を卒業するのに2年かかるって言うから、オーケーしょうがない、もう2年だけ仕事を続けようって決めた。だけどすでに僕にとってはいろんなことが限界だった。情熱の持てない仕事をストレスの中で延々ハードに続けるのは本当にしんどい。今日はがんばろうと思ったその日の午後にはひどく落ち込んだりした。常にイライラして、リサにあたって、あの頃はけんかばかりだったよ。
L 当時の彼は本当に大変だったの。今だったらお互いにサポートし合う気持ちになれるだろうけど、その頃は私も自分の勉強に集中したくて、いつもイライラして不安定でネガティブな彼と一緒にいたくなかった。だから同じ家に住んでいても私はずっと自分の書斎にこもって勉強していたわ。彼をシャットアウトしてた。そんな険悪な日々が続いて、あるとき私もその状況に耐えられなくなって言ったの「何か新しい趣味でも、旅行でも、セラピーでも、病院でもいいから、あなたの精神状態を改善することを何かやって!」て。そしたら彼が数日後に、占星術のワークショップを見つけてきて、一緒にいかないかって言ってきたの。占星術~? あんまり興味がないけど、と思ったけど、彼のためと思って一緒に行ったの。それがスピリチュアルなこととの最初の出会いだったわ。
E それからその流れでDNAアクティベーションを受けて、アデプトを受けて、アダムカダモンを受けて......わずか10日くらいの間にミステリースクールのプログラムを二人で受けまくった。ミステリースクールのヒーリングやプログラム、そこにある本当の平和の意味に魅せられた。要するにハマっちゃったんだよね(笑)。
Q2 それからブラジルに移られたんですよね?
L そう。私の勉強が一段落した段階で、二人でブラジルに移って新しいビジネスを始めたの。
E ナイトクラブから180度計画変更して(笑)、マッサージやトリートメント、ヘルシーフードを提供するスパをオープンしたんだ。「シャンバラ・スパ」っていう名前で。施術メニューの中にヒーリングやアクティベーションを入れてね!
Q3 すごい! 写真を見ましたがすごく素敵なスパですね! 僅か数年の間に300人以上のアデプトが誕生したというのもうなずけます。人々の反響はどんなかんじだったんですか?
L ブラジル人は陽気で楽しくて情熱的。そんなイメージがあると思うけど、一方でそうした明るい国民性が仮面になってしまっているところもあるの。どんなにストレスを抱えていても、「こういうときは笑うべき」「こういうパーティでは陽気に騒ぐべき」っていう仮面。でも内側で抱えている悩みやストレスは他の国の人々と変わらないわ。スパには癒しを求めて人々が集まるから、マッサージメニューと一緒に置いてあるヒーリングのメニューに興味を示す人はとても多いわ。
E それに僕たちはお客さん一人一人を神、女神として扱う。ミステリースクールで学んだ通りにね。マッサージもヒーリングもただの商売として提供するんじゃなく、心からのケアと関心を一人ひとりに向けるようにしているよ。日常生活でそんな風に扱われることはほとんどないから、みんなすごく喜んでくれるよ。
L 面白い変化もあったの。スパをオープンした当初は、そのストリートにはナイトクラブがすごく多かった。お酒とパーティの雑多で混沌としたエネルギーがすごかったんだけど、私たちがスパを出してから数年の内にほとんどが店を畳んじゃったの。今では通りに一軒残っているだけ。
Q4 その通り全体のエネルギーが変わったんですね!
L ナイトクラブが全部ダメってことではもちろんないけれど、スピリチュアルでヘルシーな生き方がまずあってこそ、本当にピュアに楽しめるナイトクラブが出てくるんじゃないかと思ってるわ。
E 明らかに現実が動いて行くのを目の当たりにするのは、エキサイティングだよ!
Q5 お二人はインターネットを通したスピリチュアルサービスの提供でも注目されていますよね。
L 瞑想の動画を無料で配信したり、スピリチュアリティの基礎について簡単に学べるメールマガジンを無料で届けたりしているわ。そこから興味を持って私たちのスパに最初からヒーリング目的で来てくれるお客さまも多いの。
E ビジネスの基本でもあるけど、まずはGIVE(あげること)が最初。信頼関係が大切なのは、対面のお客さまでもインターネットの向こうの誰かでもまったく同じ。インターネットは光を広げて行く、すごくパワフルなツールだと実感しているけど、相手と直接触れ合えないからこそ積極的で丁寧なコミュニケーションと、GIVEの精神がより大切だと思うな。
Q6 なるほど、直接会えないからこそより丁寧なコミュニケーション。納得です。さて、ではお話は変わって8月に開催されたヒーラーズアカデミー1はいかがでしたか?
L アメージング(素晴らしい)のひと言!
E インターナショナルチームから、デイブ、マルティナ、フランカたちがティーチングに来てくれたんだけど、本当に素晴らしいエネルギーだった。ヒーラーの6日間ってすごくエネルギーがシフトするよね? 自分たちの母国で、人々の表情がどんどん明るくなって、感動して、光を受け取る意味や、リネージの素晴らしさ、自分も他者も神として扱う生き方に本当に目覚めて行く姿を見るのは、本当に本当に感動的だった。
L 世界平和への一歩そのものだったわ。最終日にはみんながひとつになって、お互いの孤独を癒し合って、人生を心からポジティブな目で見ているのが、私たちにもハートで伝わってきた。これってすごいことだわ。
O7 素晴らしいですね! では最後に、お二人の今後の目標やライトワーカーとして何をしていきたいかを教えてください。
E もっともっとブラジルにライトワーカーを増やしていきたいです。他のミステリースクールのプログラムも開催したいし、特にガイドがもっと増えて欲しい。今は僕たち二人しかブラジルにはガイドがいないので。
L 今回の新ヒーラーの中には実は3人、判事がいるんです。二人は州の判事で、ひとりは連邦の判事。政治的影響力のある人がスピリチュアリティに目覚めてくれたことはすごく嬉しいこと。彼らを通して、政府に意識の高い人々を増やしていけたら素晴らしいと思っているわ。
E シンプルに言うと、僕たちの目標は人々を彼らの本来の目的に目覚めさせること。それがなんであれ、神、女神としてそれぞれの本当の目標や夢見ていたことに目覚めてもらうこと。誰もが自分の夢を自由に表現していい世界にすることだね。そうすれば心からのジョイが自然に湧き出てくると思う。平和な世界はそうやって創られて行くんだと信じているよ。
リサ&エリック、ありがとうございました!